美千歌 / ビギン – ギターを弾きました

ご無沙汰しすぎてますが、なんとかやってますw

そんなこんなで久しぶりにギターを弾いた曲がリリースされましたので宣伝させてください。

CD のリリースは 11月だったのですが・・・ 6曲目の「いつかの桜」でギターを弾いております。。。

配信でのリリースもありますが、今回は CD でのリリースもありますので、ぜひお手に取っていただけたらなと。

彼女のこだわりが詰まっている、そんなアルバムです。

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力作だと思います、とにかく豪華。

これだけの楽器を使った録音物はなかなかないのではないかと、こういう言い方が正しいのか分かりませんが、まさにソロだなという感じ。

色々詰まっています、ソロCDデビュー15周年記念のミニアルバムだそうですが、その間 Je m’appelle では出していなかった彼女の音楽性というか、そういう物がとても強く出ている、そんなアルバムです。

バグパイプとかね、完全に趣味じゃないか、と思ってしまう訳ですが、本物でやってしまうあたり、さすがとしか言いようが無い。

ちなみに、私が参加した曲は MV も作成されております。

こちらもぜひ。

使用した機材など

今回はエレキギターとアコースティックギターを録音したのですが、アコギは Taylor 314ce を使いました。

Born Blanchir では結構使っているのですが、なんせ音源が世に出ていないバンドなもので・・・

今回も自宅で全て録音したのですが、マイクを立てて納得のいく音で録音できないので、Expression System Pickup を使ってラインで録音してます。

エレキギターは B3 Metal XS をメインで使いました。

ストラトも使ったような気がしますが、結果的にほぼ B3 を採用した記憶があります。

アンプには Mesa/Boogie MARK FIVE 25 を使い、ヘッドアップからの出力を Two notes Torpedo Captor X のキャビネットシミュレーターを使って録音しています。

なので、こちらもラインですね。

途中まで Torpedo Reload を使って録音していたのですが、途中で調子が悪くなってきてどうしても歪系の音を録音しようとするとハウリングのような現象が発生してしまい、急遽 Captor X にリプレースしました。

Two notes Torpedo Captor X – 今回の MVP

Captor X、発表当初から気になっていた機材ですが、買って大正解でした。

これはお薦めです。

アッテネーター、ロードボックス、キャビネットシミュレーターが一台になった機材ですが、コンパクトで単体でも使えるので色々なシーンで活躍すると思います。

キャビシミュ掛け録りで作業効率が上がる

Reload との最大の違いは、キャビネットシミュレーターの掛け録りが出来るかどうかですが、これが結構違う。

Reload の場合、本体にキャビネットシミュレーター機能はないので、基本的に DAW 上で Wall of Sound プラグインなどでキャビネットシミュレーターを掛ける必要があります。

対して、Captor X は単体でキャビネットシミュレーターとして機能するので、そのまま録音すれば DAW 側でキャビネットシミュレーターをかける必要はありません。
(もちろんドライ音も同時に出力できるので、そっちを使って WoS で別なキャビネットを試すとかも可能です。)

どちらでも良いことに感じるかも知れないのですが、個人的にはドライ音に対して毎回 WoS でキャビネットシミュレーターをかけていくのが結構苦痛で、シミュレートされた音を録音できたら楽だろうなと感じていたので、本当に楽になりました。

モニタリングが楽

録音時のモニタリングも楽になります。

Reload の場合、録音する際の入力音はキャビネットを通ってない音なので、そのままではモニタリングには使えません。(使っても良いけど、気持ち良くはないです。)

DAW 上でキャビシミュ掛けながらモニタリングしても良いと思いますが、これもレイテンシーを考えるとあんまり気持ち良くない。

となると、結果的にギターアンプ鳴らしながらモニタースピーカーからオケ出して録音する、みたいな感じになってました。

出来なくはないけど、録音に関していうと、この環境だと個人的に細かいタイミングとか、細かい音極めが難しいので嫌だなと感じることが多いです。

あと、単純に、録音時点ではキャビネットまで含めた音が決まっていない状態で録音するので、アンプ側の設定の追い込みが甘くなる感じもあります。

そんなこんなで非常に作業が楽になりました。

キャビシミュ掛け録りで PC の負荷も下がる

ついでに言うと、DAW 側でプラグインを使う必要がないので PC の負荷も下がります。

WoS 自体はそこまで負荷の高いプラグインではないですが、インサートエフェクトでトラックごとに掛ける場合、当然トラック数が多くなってくるとそれなりに重くなってきます。

色々な回避策はありますが、私は Cubase のダイレクトオフラインプロセッシングでクリップ単位でキャビネットシミュレーターを適用して回避していました。

この方法だとキャビシミュ適用済みのオーディオファイルが出来上がるので負荷としてはガッツリ下がりますが、パートごとに適用してくので結構めんどい。

Captor X の場合、要は適用済みの状態で最初から録音されるので、作業者も PC も負荷が下がり、ストレスが減りました。

あと、なんとなく Captor X で掛けて録音した方が良い音に感じます。

気持ちの問題かも知れませんが。。。


ではでは、長くなってしまいましたが今回はこの辺りで。

良い曲ばかりですので、ぜひ聞いてみてください。

感想なんかもいただけると励みになります!

ではでは〜♪

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