2018年8月末の某日、Lucy からお誘いを頂き FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH さんのショールームにお邪魔してきました。
場所は町屋駅から15分ほど歩いたところ。
専用駐車場もあるようなので車で行くこともできるようです。
当日はかなり暑かったので町屋駅からバスで移動。
バス停降りてすぐなのですが、ボーっとしていると通り過ぎてしまうくらい外から見ると普通の住宅のようなところです。
が、中に入ると素敵な空間が広がっておりました。
ショールームの様子
入ると木の壁に CD がずらーっと。
これ全部弾いて良いんですか?
期待が高まります…
今回は、Lucy のみっく(Vo&Gt)とりとる(Gt)が使っているフリーダムのギターを調整してもらうためにスタッフ連れてショールームに行くのについていった感じなので、その調整の合間に気になるギターをバシバシ弾いていきました。
こんな感じで、アンプを鳴らして比較的大きい音量で試奏できるのでとても良いです。
アンプの種類も、マーシャル、フェンダー、ジャズコーラス、そのほかにもいろいろあったので、調整してもらったギターの確認も分かりやすいでしょうね。
FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH を弾きまくる
FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH のギターって言うと Hydra とか RR のようなオリジナルシェイプの印象が強くて、使用ユーザーの傾向でどちらかと言うとハイテクなイメージが強いような気がします。
が、私は Fender 系のギターのイメージが非常に強くて、あまり個体は多くないのかもしれないのですが、ストラトモデルなんかが非常に良いイメージがあります。
この青いストラトはヘッドの形がオリジナルのモデルですが、とてもストラトらしいストラトで私は好きでした。
「ストラトらしいストラト」ってなんだよって話ですが、適度に暴れると言うんでしょうか、使い難い感じがちゃんと残ってると言うんでしょうか。
Freedom C.G.R. Retrospective ST – 楽天
国産ギターは素晴らしいものが多いのですが、Fender系のモデルに関してはモディファイされ過ぎている感じと言うか、良くなりすぎてる感じが強いです。
が、Freedom CGR のこの辺りのモデルはちゃんと Fender っぽい。
かと言って、わざとらしくヴィンテージに寄せているわけでもない所がとてもいいなと思うんです。
こちらは最新モデル EZa のプロトタイプ。
弾いた印象としてはモダンな印象で先ほどのストラトと比べると明らかに音がまとまっています。
一般的には使いやすくなったと言う感じなんでしょうか、PRS とかに近い印象を受けましたが、EZa は 25インチスケールらしいので、まさにその方向で作られているのかもしれません。(この個体のスケール分かりませんが…)
で、このほかにもいろいろ弾いたのですが、写真を撮り忘れました・・すみませんw
この他には、Pepper、 RR、りとるの Hydra と みっくの Retrospective JM、この辺りを弾いたと思います。
他にも弾いたかもしれませんが…
Freedom の JM かっこよくて良いんですよね。
オリジナルのヘッドストックとボディシェイプがマッチしてる感じがして凄く好きです。
カッコいい!
個人的に Hydra Classic が気になっていたのですが、FRT のモデルしかなかったのが残念…
Freedom C.G.R. Hydra Classic – 楽天
RR は初めて弾きましたけど、好きですね~♪
RRC の 6連ペグのモデルを弾いたのですが、凄く良かったです!
ちょっと他に似てるギターが思付かない感じ。
これも 25インチなんですよね、やっぱりこのスケールのバランスは良いですよね。
好きです。
あと、とにかく Hybrid Humbucker が素晴らしい。
Freedom C.G.R. Hybrid Humbucker
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いわゆるタップしてシングルに出来るハムバッカーなのですが、完成度が高い。
タップできるハムを使ったことがある人は分かると思うのですが、タップした音っていわゆるシングル PU の音とは別物で、HSH のギターでハムをタップできたとしても 3S のギターとして使えるか?と言うとそうでもなかったりすると思うんです。
が、Hybrid Humbucker は使えます!
HSH からタップして 3S で使えるハムバッカーなんですよ!
これはぜひ一度試してみて欲しいです、凄く良いですよ。
しかも、単純な ON/OFF の切り替えだけじゃなくてミックス量を調整できる仕組みなっているのも面白いと思います。
ライブなどで使うとなるとバシッと切り替えれるようになるまでに訓練が必要そうですけど、録音とかだと重宝しそうな気がします。
いや、まぁ本当に単純に良い。
デザインもカッコいいし、欲しいです。
メンテナンスの様子
さて、そんな感じで私がギターを弾きまくってる裏ではメンテナンスが行われておりました。
今回はどちらかと言うと、大きな問題があると言うよりは、弦高が低すぎてビビってる、とか音のバランスが悪い、とかそういう感じの要望に対して調整すると言う感じでしたが、面白かったです。
症状を聞いて、少し触ってササっと修正して弾いてもらって、意見を聞いて修正すると言う感じ。
メンテされたギターをその場でアンプ通して弾いて試せるのも良いですよね。
「もう少し MID が出るようにしたい」と言う要望がすぐに出るのも、アンプで比較的大きな音で試せるからだよな、っと感じます。
リペアショップの多くはここまで広いショールームを持っていなかったり、スタックアンプで出音の確認までは出来なかったりするので、多くの場合その場で追い込める範囲に限界があるように思います。
そして、そんな要望に対して、その場で調整して追い込んでくれます。
ピックアップのポールピースの調整を音聴きながらやってる光景は「さすがプロ」の一言。
で、びっくりしたのが、こんな感じの調整が全て無料と言う事。
これが100年保証ってやつなんでしょうか?
凄くないですか?
調整って、普通に出したら数千円は取られると思うんですけどね。。。
もちろん、Freedom C.G.R. 製のギターに限られるのでしょうけど、凄いなぁっと。
国産ギターの良さをあらためて感じる
と言う訳で FREEDOM C.G.R. ショールームにお邪魔してきたわけですが、今回改めて国産ギターの良さを感じました。
こういう風に実際に作っている人にメンテしてもらえるってのは、国産ギターじゃないと難しいですからね。
特に、オーダーとかを考えるときには、作った後に追い込んでいく部分も多いと思うので、実際にあって音を出しながら「あーでもない、こーでもない」って言えるのって素晴らしいなと。
そして、ストラトと RR がメチャクチャ良かったです。
ストラトは去年買ったばかりなのでさすがにあれですけど、RR 欲しくなりました。
とはいえ、なかなかすぐには買えないので、代わりに みっく嬢の JM をもって MNG 風ににやける写真をどーぞ。
と言う訳で、Lucy の皆さん、この度はお誘いいただきありがとうございました!
対応してくださった Freedom C.G.R. の小林さん、お世話になりました。
私もお世話になりたいですw