楽器フェア二日目に行ってまいりました。
今回は Je m’appelle の紘史君がRolandのブースでデモンストレーションをしていたり、リペアでお世話になっている L’s TRUSTさんがギターを展示していたり、MASTER 8 JAPAN として出展していたりで、普段とは別な楽しみがあって良かったです。
2年前に行ったときはLoudnessのライブ目当てで、あまり各ブースを回らなかった記憶があるので、今回はちゃんと見ようかなと思っていったのですが、何故か、ほとんど写真撮ってませんでしたw
まぁ、色々弾いてきたり話を聞いたりはしてきたのでそのあたりを中心に。
Roland
ローランドのブースは比較的大きかったのですが、BOSSの空間が狭くていろいろとゆっくり見れなくて残念。
面白そうなアンプとかあったんですけどね。。。
なので、シンセを少しだけ見てきたのですが、SYSTEM-1 というシンセが面白そうでした。
小さいし。使えそう。
何に?ってのは無しでw
会場は大きく分けて2つに分かれていて、鍵盤・管楽器・コンピュータ・打楽器は一つに纏まっておりローランドはこちらに、エレキギターとアコースティックギターはもう一つの会場に纏まっているという感じでした。
まぁ、隣なので行き来は簡単にできるのですが。
Hughes & Kettner
で、ローランドのブースを見た後、一通りぐるっと見た後にギター系の会場のほうに行こうと思って歩いていると、なぜか Hughes & Kettner のブースが。
と思ったら、パールが代理店なんですね。全然知らなかった。
Hughes & Kettner では GrandMeister Deluxe 40 と GrandMeister 36、あとたぶん TubeMeister Deluxe 40 を弾いてきました。
気になっていたのですが、弾いたのは初めて。
キャビネットシミュレーター付きのヘッドアンプを探しているのですが、その手のアンプの代表格ですよね。
試奏に使ったのがIbanezのバリバリのメタル系のギターだったので、まぁ、そっち系の音になってしまい一番試したかったクランチ辺りが良く分かりませんでしたけど、クリーンとハイゲイン系の音はかなり良いですね。
TubeMeister Deluxe 40
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GrandMeister 2台はなぜかワイヤレスで、TubeMeister の方は普通にシールドで直につないで試奏したので、音自体は TubeMeister の方が良いような印象を受けましたけど、同じ条件で弾いたわけではないので良く分かりません。まぁ、そこまで激しく違う感じもしませんでした。
GrandMeister Deluxe 40
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GrandMeister Deluxe 40 は器用な感じで使いやすそうだったなぁと感じます、つまみ含めてプリセットで保存出来て MIDI で呼び出せるけどオールチューブって、凄く便利です。
その昔 ADA MP-2 というプリアンプをメインで使っていた時期があるのですが、あれも確かそんな感じだったような。
ストラト系のギターで試奏してみたいですね、あと RED BOX の音がどの程度なのか次第かなと。
思っていたよりも断然いい音でした。
アンプ欲しくなるなぁ~。
MusicMan
で、エレキギター系の会場に向かい、MusicMan Cutlass があったので、試奏。
したのですが、アンプがいまいちで音は良く分からなかったなぁっというのが正直な印象。
流石にこの価格帯のギターの試奏なのでもうちょい大きめの真空管のアンプで試してみたかったです。
Gretsch も弾こうかなと思ったけど、この音で弾いてもなと思い今回はこれだけ。
Music Man Cutlass
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Cutlass はローズウッド指板のモデルを弾いたのですが、音は別としてやっぱり弾きやすいですね。
この辺りは流石 MusicMan という感じで、トレモロも安定してたし、もうちょいちゃんとした環境で弾いてみたかった。
L’s TRUST / Master 8 Japan
MASTER 8 JAPAN のブースにお邪魔しつつ、別な場所に展示してあった L’s TRUST Farrier というモデルを試奏させていただきました。
L’s TRUST のギターはどれもそうなのですが、見た目がとても素敵なんですよ。
木目の出し方が、ギターっぽくないと言うか、家具っぽいというか。
ビンテージっぽい風合いなんだけど、レリックとかエイジド加工されているわけではない辺りとか。
狙っているのかどうか聞いたことがない(聞いたけど忘れてる可能性もありますが…w)のですが、この辺りのセンスがオシャレでいいなぁと思うわけです。
探すと意外とないと思うんですよ、オシャレなギターって。
今回はそんなに拗らせていない。https://t.co/MnfNhv7GsF pic.twitter.com/TmOYzH0o2b
— K.Oda -L’s TRUST Co. (@LsTRUST) 2016年10月28日
今回展示されていたのは「Farrier/ファリアー」というモデル。
「蹄鉄工とか馬医者」という意味らしいです。
テレキャス系のボディで SH、ハムはタップすることが出来るけど、ここは Push/Pull じゃなくてミニスイッチが付いてる辺りもポイント高い。
ネックPUのノイズの少なさが印象的でしたが、個人的にはブリッジPUをタップしても音量差があまりないことが素晴らしいなと。
まぁ、でもとにかくバックのこだわりがね、素晴らしいんですよw
こういうところへのこだわりって良いですよね。
革靴の靴底みたいなもので、そこにこだわりが凝縮される感じというか。
なんで写真撮らなかったんだろうなぁ・・・
すみません。
と、やっていると結構いい時間になってきて、会場も一通り回ったかなと言う感じになったので、帰ろうかなと思ったら目の前にリーリトナー!
そしてダダリオのブースで突然演奏が始まったと思ったらめちゃめちゃ上手かったり。
こういう所はフェアらしいよさですね!堪能しました。
後で知りましたが、吉田次郎さんという有名がギタリストの方だったんですね、素晴らしかった。
MESA/Boogie
で、同じブース内に MESA/Boogie のブースもあったので、少し気になっていた Mark Five 25 を弾いて来ました。
Mesa Boogie Mark V 25
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そういえば、Mesa Boogie って弾いたことないかも知れません。
なんでだろう?
JP とか大好きなのにねw
Gibsonのレスポールで試奏したので、クランチ系の軽い歪みの感じがそこまで軽い感じじゃないなぁっという印象でしたけど、まぁ、深く歪ませたときの厚みというか、何とも言えないジューシーな音は感じは流石の一言。
これは凄く良いですね。
欲しいです、単純にこの音だけで欲しい。
レクチもそうですけど、思っていたよりもクリーンチャンネルが良い音なんですね。
2ch のアンプなのですが、各チャンネル毎にモードが3つあり、さらに EQ の ON/OFF が出来るので、意外と音の幅は広い。
次回はストラトとか、SSHのギターで試してみたいなぁ。
あと、25W のアンプにしては出力が大きい感じがしました、ライブでも使えるんじゃないかなって思うくらい。
まぁ、ライブで使うことを考えるとクランチが独立してる 3ch 仕様とか、MIDI でコントロール出来たらとか思ってしまいますけど、そこまで求めるとJPシグネチャーとかになってしまいますねw
Cab Cloneが内蔵されてるってのもポイント高いですね、キャビネットつながなくても単体で使えるってことですよね?
これはかなり使えそう。
2016楽器フェア のまとめ
という感じでいろいろと見てきたのですが、結論としては一日じゃ回り切れないって事ですねぇ~
コンピュータ・デジタル系のブースをもう少し見たかった…
※このページは INOLOG から移植されました