Blackstar PURE VALVE DISTORTION HT DUAL (DS-2)

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これは良いです。

本気で購入を検討しています。

欲しいと思ってましたが、買ってしまいました。

Blackstar のディストーションペダルでは前回 HT DISTX (DX-1) を書きましたが、個人的に HT DUAL (DS-2) がお勧め。

何故か?

単純に 2系統の歪みが作れるからです。
ライブで使う事を考えると、これは結構重要な事。

例えばディストーションとクランチを別々のペダルで作っている場合、スムーズな切り替えをするためには2つのペダルを一緒に踏み込むか、スイッチングシステムを使うしかなくなりますが、1つのペダルで 2系統の歪みを作れる場合はそういう心配をする必要もなくなります。

まぁ、工夫次第で何とでもなりますが、こういうのは結構重要じゃないかと思ってます。

同じ Blackstar のディストーションなので CH2 の音は HT DISTX (DX-1) に似ています。
が、全く同じでは無くて、結構キャラは違います。

個人的には DX-1 の方がさらに深く粒が細かいと言うか、よりモダンな音に感じました。
DS-2 の方は、DX-1 と比べると少し荒々しい感じ。

DX-1 がメタルだとしたら、DS-2 はハードロックと言う感じでしょうか?
どちらもカバーする範囲としては似ていますが、一番得意なポイントを意図的にずらしているように感じます。

どちらも良い音だと思うので、まさに好みの問題でしょう。


CH1 のクリーン/クランチは、試奏時点ではあまり良い印象を受けませんでしたが、実際に色々と試してみるとこれはこれで良いですね。

特に、クランチはストラトとの相性が抜群です。
これは良い。

どれくらい以下と言うと、最近ストラトと HT DUAL のクランチの組み合わせでしか弾いてないくらい良いです(笑)
ストラトは CH2 のディストーションとの相性も抜群なのですが、とにかくクランチとの相性が最高に良い。

個人的にはクリーンやクランチがメインの曲でわざわざ DS-2 の CH1 で音を作るか?っと聴かれたら「NO」ですね。

なので、クリーンやクランチがメインの曲でも、全然 DS-2 をメインで使えると思います。

DS-2 を買ってから、クランチ/OD用に使っていた Fulltone Fulldrive 2 Mosfet が完全にブースト専用になってしまいました。

ISFコントロールについては、DX-1 の方にも書きましたが、アンプの鳴り方などに感じる、何とも言えない違和感を解消して、よりイメージに近い音を作るのには非常に使える機能だと思います。

これはやはり秀逸ですね。
私はアメリカンサウンドが好きですが、箱なりっぽい感じのブリティッシュサウンドが好きな人も多いでしょう。

CH2は真ん中、CH1のクランチは9時から10時くらいが好みでした。


個人的には、ディストーションとしての音だけを考えるならば DX-1 の音の方が好きです。

ストラトとの組み合わせが予想以上に良いので、ディストーションとしてもかなり満足してます。
あえて DX-1 を選ぶシーンとしては、メタルなどで粒の細かい歪が必要な場合でしょうか?

DS-2 は DX-1 と比べると荒々しい音なので、より粒の細かい綺麗な歪が欲しい場合は DX-1 の方が向いていると思います。

もちろん、ライブで使う事を考えた場合には 2ch である事が魅力的である事に変わりは無いので、総合力で DS-2 の方がお勧めである事は変わりません。

あと、DX-1 もそうですが、DS-2 も意外に軽いです。

重さに関しては、何とも言えませんね~(笑)
重くは無いですが、軽くも無いです。

重さという面では、専用アダプターが必要だという点もマイナスかも知れないですね。


ちなみに、まったく期待してなかった Speaker emulated output ですが、これが結構使えます。
というか、我が家にはギターアンプが無いのですが、この出力をミキサーにつなぐだけでかなり良い音で弾けて気持ちいいです。

これは、レコーディングなどでも重宝するでしょうね。

とにかく、総合的にかなりお勧めなペダルだと思います。


(2011年7月31日 21:09 更新)

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この記事について

公開:2011年5月27日 20:50
更新:2011年7月31日 21:09

このページは、道草が書きました。

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